ヨーロッパのゲーミング大手、ノボマティックが、同社が取り扱うゲーミングソリューション全製品をアジア・太平洋地域に提供するために、Indo Pacific Gaming (IPG)との販売店契約を結んだ。
この契約の下でインド パシフィック ゲーミングは、同社が専門とするカンボジア、ラオス、スリランカ、ゴア、ネパールそしてベトナムなどの市場で販売を行い、スロットマシン、市場に焦点を合わせたゲームや複数ゲームが搭載されたゲーム機、電子テーブルゲーム、システム、ジャックポット、スポーツくじそしてメディアテクノロジーといったノボマティックの製品一式を販売する。この提携契約によって、ノボマティックのアジア太平洋地域への拡大が加速されると同社は述べた。
ノボマティックは最近、アジア・太平洋全域へのETG設置や最新ゲーミング技術導入による同地域での拠点展開ミッションに乗り出した。そのミッションを後押しするために、同社は昨年オーストラリアのスロットマシンディベロッパー、エインワースの過半数の株式を取得した。

ノボマティックのアジアテーマのスロットシリーズは、先週ICEロンドンで初公開された「Doragon Hits」や「Asian Dragon Hot」などの新タイトルが加わることでその幅を広げている。
同社のアジア・太平洋事業開発・セールス部門のバイス・プレジデント、ロバート・ダイクストラ氏は「これらの地域で素晴らしい実績を収めてきたIPGと提携することで、ノボマティックはその存在感を強め、新規そして既存顧客へと製品やサービスを届けることができるようになる」と語った