日本のゲーミング会社、セガサミーは、第3四半期に売り上げが20%増の793億円(7億234万米ドル)と好調な結果を見せたにもかかわらず、2019年3月期の1年間の業績予想を下方修正した。
この成長の背景には、2018年12月31日までの3か月間、前年同期比でパチンコ・パチスロ事業が大幅な伸びを見せたこと、そして韓国の統合型リゾート、パラダイス シティで業績が伸びていることがあり、パチンコ・パチスロの売上は71億円から275億円へと増加した。
同社が45%を保有するパラダイス シティ、そして日本にある非ゲーミング事業のフェニックス・シーガイア・リゾートを含めたリゾート部門の売上は8.2%増の79億円(7200万米ドル)で、セガサミーは同期間、売上と利益の両方が大幅に増加したことを報告している。
パラダイス シティの2019年度の第1四半期から第3四半期までの売上は78.3%増加の2300億ウォン(2億530万米ドル)となった。
それにもかかわらず、会社全体での同年度の売上は4.0%減少の2503億円となり、その背景にはその9か月間の売上が20.2%減少の761億円となったパチンコ・パチスロ事業の収益減少がある。
その結果セガサミーは「承認の取得に至るプロトタイプのテストの状況は予想よりも不調でした」、「機械の売上台数は当初の計画から減少すると予想しています」と述べた。
そのため同社は年間予想を3900億円から3470億円に下方修正した。