オカダ・マニラのオペレーター、タイガー リゾート レジャー アンド エンターテインメント インク(TRLEI) の親会社である日本の株式会社ユニバーサルエンターテインメントは、パラニャーケ地裁によって創業者の岡田和生氏に対して先週金曜に出された逮捕状が同社のフィリピンカジノライセンスに影響しないことを主張した。
月曜に会社のホームページを通じて出された声明では、ユニバーサルは岡田氏と、他に逮捕状に名前のあった元代表取締役社長の臼井孝裕氏から素早く距離を取り、両氏が2017年6月にTRLEIの取締役から解任されたこと、そして岡田氏は同月下旬に取締役を「退任」したことを指摘している。
同社は、ゲーミング営業権の取得と維持にあたってはフィリピンの法の下で経営陣が厳格な適格性検査を受けなければならないことに言及した。しかしながら、「岡田氏と臼井氏のこの起訴と逮捕状の発行に関する事実は、TRLEIによって運営されるフィリピン・マニラ湾の統合型リゾート、オカダ・マニラの継続企業の前提に何ら影響しない」と述べた。
ユニバーサルはまた、フィリピン証券取引所への裏口上場を完了させるための計画の一部である別子会社タイガー・リゾート・アジアによるアジアベスト・グループ・インターナショナルの株式取得にも影響はないと主張した。
岡田氏は、オカダ・マニラを運営するユニバーサルエンターテインメントの子会社であるタイガー リゾート レジャー アンド エンターテインメント インク(TRLEI)から会長兼CEO時代に受け取った約310万米ドルの給与及び手数料を不正流用したとして起訴されている。