ゲンティンクルーズラインは、政府の承認を得た後、マレーシア発の国内クルーズ事業を12月22日から再開する。
同社が週末に発表した詳細によると、スター・クルーズブランドはペナン島発着のクルーズに1隻のスターパイシスを就航させ、その後、週に5隻の航海を計画している。
すべてのクルーズは1〜2泊で、船の収容率は50%に制限されるが、同社は近い将来にそれらがシンガポールやタイなどの近隣観光国への上陸許可を得るという短期的目標を掲げつつ、より多くの船を就航させる計画を行っている。
ゲンティンクルーズラインのケント・ヂュー社長は次のように述べている。「ゲンティンクルーズラインの一員であるスタークルーズは、マレーシアで安全なクルーズ企業の先駆者となり、同国政府下の省庁と協力して、国家回復計画を支援することを非常に嬉しく思っている。
我々は、クルーズ観光産業を促進するためにマレーシアのより多くの観光地に呼びかけを行い、近い将来プーケットのような地方の観光地を含めることで新たな就航先の拡大を期待している。またさまざまな港湾当局と積極的に協力して、この地域のための『調和のとれたクルージング基準』を作成し、管理された安全な方法で国際クルージングが徐々に再開することを願っている。それにより、とりわけシンガポール発の同社の船がマレーシアへのインバウンド観光客を連れてくることになるだろう」。
同社がシンガポール発のクルーズを再開してからわずか1年余りで、マレーシア発のクルーズ船再開となった。また、同社は先週、香港発の船の収容率を50%から75%に増やしている。