社長兼COO
ブルームベリー・リゾーツ
社長兼COO
ソレアリゾート&カジノ
パワースコア: 583 P
昨年の順位: 46
評価理由
- ブルームベリーのオーナー、エンリケ・ラソン・ジュニア氏の親友であり信頼も厚い
- ソレアの親会社であるブルームベリーの社長、COOそして取締役を務める
シンガポールのマリーナベイ・サンズでCEOを勤めていたトーマス・アラシ氏は、2013年下旬にエンリケ・ラソン・ジュニアのリーダーシップチームに入った。その時から、ソレアのCOOとブルームベリーの社長として、アラシ氏がフィリピンの同IRをマーケットリーダーに位置付けるキーパーソンとなった。
アラシ氏は今後ケソン市で、ブルームベリーの第2目の統合型リゾートであるソレア・ノースの開発と2023年開業を予定し、その実績を拡大しようとしている。
その間、コロナ禍によるロックダウンで同社の成長は一時停止となった。
4月と5月合わせて44日間と、ほとんどのゲーミング運営が停止されたため、ブルームベリーの2021年第2四半期収益は18%減、連結EBITDAは第1四半期と比べて29%減となったことを報告した。
今後は上昇傾向になると予想し、ソレアのIRが安全であることを強調するため7月に「Solaire Is Safe For You(ソレアは安全)」キャンペーンを開始した。このキャンペーンはソレアの新型コロナウィルス感染症予防対策、特にUV-C光の高性能技術を空気調節装置に導入したことを目玉にしていた。この設備はカジノ、ホテルタワー、レストラン、バー、小売店スペース、廊下、スタ ッフ事務所を含めて、100%の施設に清潔かつ上質な空気を提供すると同社は述べている。
アラシ氏は2022年にソレアが回復するのに申し分のない状況となっていることを期待している。