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グリーンマシン

ベン・ブラシュク 文責 ベン・ブラシュク
2021年 5月 11 火曜日 13:05
グリーンマシン
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コムテックアジア・フィリピンのコントラクト・マネージャーであるジェファーソン・スアレス氏が、統合型リゾート開発の初期段階においてエネルギー消費と効率をテストするコミッショニングマネージメントを採用することが、将来の大幅な節約と持続可能性の向上につながる理由について説明する。

気候変動と再生可能エネルギーが21世紀の最も重要な課題として浮上している世界においては、新しい、そして既存の開発プロジェクトが、持続可能性の実践を改善させる必要性がかつてないほど明確になっている。そしてそれは、現代の統合型リゾート事業者のサービスの規模、範囲そして多様性を考えると、特に重要な問題となっている。

多くの場合、投資額が数千億円にのぼる中、過剰なエネルギー使用を排除する、または必要な資源量を削減するような取り組みは、毎年億を超える額の節約につながる可能性がある。

独立系コミッショニングマネージメント(性能検証)コンサル会社、コムテックアジアのフィリピン支社でコントラクトマネージャーを務めるジェファーソン・スアレス氏はこのように説明する。

「IRプロジェクトというものは、カジノ、ホテルフロア、機械室、警備および制御室など、多くの重要なエリアの集まりであるために非常に複雑です。

他の施設と比べて統合型リゾートは営業時間も長いために、省エネと持続可能性がさらに重要になります。

ホスピタリティ業界で持続可能性を実践することには多くの利点があります。より多くの顧客を引き付けること、現在の気候危機に照らして多くの人が道徳的に求められると考えるものに責任を持って対応することに加えて、持続可能な取り組みはホスピタリテ ィビジネスに動機を与えてくれます。

持続可能性の実践には初期費用が必要になる場合がありますが、エネルギー効率と廃棄物削減の複合効果により、主要なプラントのライフサイクルとメンテナンス費用の観点から長期的にはコストが削減され、ROIにプラスの影響を与えることになります」

スアレス氏は、そのような持続可能性の問題について詳しく学んできた。米国グリーンビルディング協会のLEED(環境に配慮した建築物に与えられる環境性能の評価・認証システム)や英国コミッショニングスペシャリスト協会(CSA)のMCSAグレード4の資格を持つ専門家であるスアレス氏は、中東での12年間を含むコミッショニングマネージメント分野で14年の経験を持つ持続可能性及びグリ ーンビルディングコミッショニングのエキスパートだ。その当時に同地域で手がけたグリーンビルディングプロジェクトは30を超え、ドバイのブルジュ・ハリファ・タワー、アルジャリラ小児専門病院やICDブルックフィールド・プレイス・タワー、アブダビのネイバーフッドワンやマスダール科学技術研究所、カタール・ナショナル・コンベンシ ョン・センター、アルカピタ銀行本部とプライベートモスク、オマーンのマスカットおよびサラーラ国際空港などが含まれる。

「地球規模の気候変動の認識が世界のさまざまな場所に広が っているため、グリーンビルディングコミッショニングはこれまで以上に建設の最前線に来ています」と、スアレス氏は説明する。しかしながら、コストおよびエネルギー削減の可能性を本当の意味で活かすという話になった時、依然IR事業者が見落としがちな分野となっている。

「これは私自身の経験に基づいてしか言えませんが、すべてのホスピタリティ事業者が自分たちのエネルギーについて十分に理解しているわけではありません。そのため、持続可能性の実践の重要性を教育することが不可欠です。特にフィリピンでの私たちの使命の1つは、持続可能性の重要性と利点についてクライアントを教育することです。特にコミッショニングの実践という点について」

最大の効率を達成するビルの稼働を実現する鍵は、開発の初期段階でコムテックアジアなどのコミッショニングマネージメントコンサルタントを利用することだ。

統合型リゾートの場合、多くのケースで、MEP(機械、電気、配管)およびその他様々なシステムでのエネルギー使用を中心に展開される。特に、HVAC(暖房、換気、および空調)は通常、建物のエネルギー消費の大部分を占めるために、効率的な使用が非常に重要になる。

「建物をより効率的にする方法はたくさんありますが、多くのビルオーナー達が建物サービスの効率の重要性を見落としていることがわかりました」とスアレス氏は言う。

「必然的にこれは、建物が稼働すると、システムが非効率的な影響を受けることを意味します。理想的には、エネルギーと建物サービスをより効率的にするために、すべての管理設定は、設計意図と一連の操作に従って適切にプログラムされるべきです。最初から正しく管理設定すると、各システムが設計意図に従って反応し、建物の入居者により快適な環境を提供するために、建物の効率が向上します。

このアプローチは、システムが実際の需要に基づいて稼働するため、エネルギー節約の面でもメリットがあります。

具体的な例としては、占有者の需要に基づいて調整される(個 々のホテル客室、事務所など)各占有スペースの(空調)可変風量システムがあります。これは通常、各ユニットの可変風量装置を介して強弱を調整する建物のメイン冷房システムと統合されています。このシステムが効率的に機能していることを確認するだけでも、毎年大幅なコスト削減につながります」

この節約を総体的に見てみると、LEED認定を取得したグリーンビルディングは、従来のビルディングよりも25%少ないエネルギーと11%少ない水の使用ですむことが示されている。グリーンビルデ ィングはまた、直接的な結果として資産価値を7%高めてくれる。

また、独立したコミッショニングマネージメントがある時に建設期間中の追加のプロジェクト費用を意味する一方で、これらの費用は、稼働期間中の数年間に何度も取り戻すことができる。

スアレス氏は、「理想的には、コミッショニングはプロジェクトの初期段階から行うべきです。このアプローチが不可欠だと考えます。なぜならこの初期のコミッショニング段階で問題を確実に明らかにすることで、障害が軽減されるからです。これにより、後で発見された場合に修正がより困難でコストがかかる可能性のある悪影響を回避することができ、建築サービスが設計意図を満たしているという所有者の信頼が高まります。

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これは、コムテックアジアのようなココミッショニングマネージメントチームを雇うことが、建物の長期的なエネルギー節約と持続可能性にプラスの影響を与えることを意味します」と締めくくっている。

Tags: Current issue japan
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ベン・ブラシュク

ベン・ブラシュク

ベン・ブラシュクは以前オーストラリアのシドニーでスポーツジャーナリストをしており、2016年初頭からはInside Asian Gamingで編集長を務めている。IAGの全ての記事への重要な貢献者であるだけでなく、2017年4月のIAG Breakfast Briefingの展開・立ち上げ、そして監督においてリーダー的役割を務めた。

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