マカオのレジャーおよび観光事業者にとって従来なら最も盛況な1週間になるはずの旧正月休暇は今年、輝くことができず、7日間での旅客数はたった90,615人に留まった。
この壊滅的に少ない数字は、昨年の旧正月休暇にマカオを訪れた261,069人からは65.3%少なく、2019年同期間の121万人からは大幅に少ない。
今年の大型連休では日曜の17,357人が一日当たりで最も多い数字となり、連休ウィークは水曜のたった13,232人、前年比26.1%という結果で幕を閉じた。
マカオへの大半のフェリーサービスが休航していたことによって、マカオを訪れる手段としては陸路が最も一般的だった。54,951人が拱北口岸経由、22,986人が橫琴口岸経由でマカオ入りした。
入国制限を考えると驚くことではないが、旅客のうちの82,190人が中国本土からで、前年同期間比では44.9%の減少。
最近中国本土の幾つかの地域で新型コロナウイルス感染症が拡大し、政府が旧正月中の旅行を控えるよう国民に対して「帰省自粛」の方針を打ち出した結果として、今年の数字は不振に終わった。
しかしながら、感染率が低下していることで今後数週間に旅行は増加すると期待されている。
マカオ政府も今週、中国政府との間で、個人訪問スキーム(IVS)のための電子ビザの再開を協議していることを明かしており、訪マカオ旅客数増加にむけた重要なステップになると見られている。