世界最大のゲーミング業界見本市「ICEロンドン」を主催するクラリオン・ゲーミングがグループ・マネージングディレクターにアレックス・プラット氏を任命するなど、一連の主要な経営陣変更を発表した。
「iGaming Business」の立ち上げを助けたプラット氏は、ケイト・チェンバーズ氏の辞職を受けて同上級職に就任する。クラリオンは、チェンバーズ氏が他の機会を模索するために、同社との全ての協議を停止したと説明している。
スチュアート・ハンター氏は、クラリオンの業界イベントやブランドの全てに直接的な責任を負うマネージングディレクターの職を引き受けた。
ハンター氏は、「国際的なゲーミング業界に雇用されている多くの人にとって極めて難しく厳しい時代であることは言うまでもない。
ライブおよびデジタルサービスの両方から成るクラリオン・ゲーミングブランドは、あらゆる分野で働く世界の顧客からの大きな継続的支援によって成長・成功することができている。
私の焦点は、クラリオン・ゲーミングが、ライブイベントを主要な基礎の1つとして持つ統合された、顧客第一のオムニチャネルサービスプロバイダーへと発展するプロセスを加速させることだ。全体としての目標は世界のゲーミング業界が『ニューノーマル』によって提示された困難に立ち向かう助けとなり、可能な限りベストな形でこのパンデミックを乗り切る手伝いをすることだ。
1つの部門として、我々は業界と手を取り合い、特定のセクターが直面し、今後も経験するであろう極端な困難を見つけ出していく。将来の方向性やクラリオン・ゲーミングのチームが作り出す機会に関して、世界のゲーミング業界に確実にサポートを届け、関与し、そして情報を届けることを約束する。そして我々が助けとなれるならば、顧客に影響を与えるあらゆる問題について常に相談に乗る準備はできている」とコメントした。
クラリオンは、ICEアジア、ICE北米そしてICEアフリカも主催しており、東京で開催されたジャパン・ゲーミング・コングレスの主催者でもあった。