代表取締役社長
株式会社ユニバーサルエンターテインメント
パワースコア: 820
昨年の順位: 38
評価理由
• 独自の統合型リゾートを運営する唯一の日本企業の代表
• 2017年にユニバーサルの創業者である岡田和生氏を退陣させた
過去50年、日本の大手パチンコ・パチスロ企業でありつづけた株式会社ユニバーサルエンターテインメントは、ここ数年に統合型リゾートの世界に慎重に足を踏み入れてきており、まずはオカダ マニラの開業、そしてその次は恐らく、日本というホ ームでのIRライセンス獲得に向かっている。
建設が、必要以上に複雑なプロセスとなったことが分かる一方で、オカダ マニラはついに2020年初め、その1,000室の客室の大半をオープンさせ、新型コロナが直撃した時、まさに利益を生み出す間際にあった。
代わりに、マニラのエンターテインメント・シティ地区にある広大な同IRは5月、新型コロナによる財政的圧力が原因で約1,000人のスタッフを解雇すると発表し、2019年にはVIPローリングチップ取扱高が90.2%増加するなどGGRが全体で38.2%増加したことで沸き立っていた雰囲気を台無しにしてしまった。
前向きな話としては、ユニバーサルのメインのパチンコ事業が2020年4-6月期に堅調な業績を残しており、同期間のグループ全体の利益を1億2,000万米ドルへと押し上げている。
そして、2017年に富士本氏と、岡田氏の家族を含む同盟が岡田和生氏を追放し、議論を呼ぶ中支配権を手に入れた。その後は創業者による復帰の画策を撃退することに成功しているようだ。
ユニバーサルは静かに関心を表明していると噂されており、彼は間違いなく、日本が最終的に最初のIR開発の入札を受け入れる準備を完了する時までに、そのような全ての厄介ごとが遠い記憶になっていることを願っていることだろう。