セガサミーグループのカジノサプライ子会社、セガサミークリエイション(本社:神奈川県横浜市 代表取締役社長:スコット・ウィンゼラー)の第7期決算公告(2020年3月31日現在)が10月9日付で官報に掲載され、当期純損失は15億6200万円だったことが分かった。
同社は、マカオやフィリピンなどのアジア地域やアメリカなどのカジノ施設向けのビデオスロットマシンやETGなどカジノ向け機器製造・販売を手掛けており、今年1月にはフィリピン・マニラのIR「オカダ・マニラ」(遊技機メーカー大手ユニバーサルエンターテインメントのグループ会社が運営)に、ETG「Baccarat maximum fortune」を設置。6月には「Virtua Fighter Battle Generis」をベトナム・ハノイのカジノ「Macau Gaming Club」に設置。さらに8月には同社初のリンク・ジャックポットシリーズである『Volcano Link』シリーズがマカオのカジノで稼働開始している。
親会社であるセガサミーは、韓国のIR「パラダイスシティ」を運営し、日本においては横浜IR参入に意欲を見せている。