マカオ政府観光局(MGTO)が発表した数字によると、マカオのホテルとゲストハウスが最近の大型連休中の客室平均稼働率が43.6%であったことを報告した。
この数字に含まれるのは、5つ星ホテルの稼働率43.2%(2019年の同期間は95.2%)、4つ星ホテルの45.2%、そして3つ星ホテルの51.9%。しかしながら、2つ星及びゲストハウスはそれぞれたった21.4%と23.9%だったことを報告した。
また、全体的に平均宿泊料金が30%低下しており、5つ星ホテルは前年比で26.9%減の平均1,364パタカ(約18,000円)、4つ星は2019年の1,195.40パタカ(約15,800円)に対して605.2パタカ(約8,000円)だった。
MGTOは、マカオ全体で利用可能な客室数は42,441室で、1年前は41,015室だったと述べた。
稼働率と宿泊料金の低下は、大型連休中の訪問者数がたった139,280人だったことによるもので、訪問者数のピークは10月3日(土)の22,116人。
アナリストたちは、遅い回復ペースの理由に、最近の中国政府によるギャンブル行為への取り締まり強化、そして最近復活した個人訪問スキームでのビザ申請手続きの複雑さを挙げた。