10月の大型連休の最初の3日間の訪マカオ旅客数が前年比で87.2%減少し、木曜から土曜の間に入境口を通過した人の数はたった58,345人だった。
9月23日からの中国本土全域を対象とした個人訪問スキームの再開が小さな回復の火付け役になるかもしれないという希望にも関わらず、これまでにマカオ治安警察局が発表した数字は厳しい結果を示しており、旅客数のピークは金曜の22,116人だった。10月1日(木)にマカオ入りした人の数はたった15,503人で、土曜に到着した人は20,726人だった。
それに対して、2019年10月の大型連休の最初の3日間の訪マカオ旅客数は460,857人で、その中で土曜が163,370人で最多となっていた。
今年の連休の最初の3日間にマカオを訪れた58,345人のうちの55,089人が中国本土からだった。ボーダーゲート経由が36,034人で、航空機を利用した人が3,855人、フェリーが2,353人だった。
今回の残念な結果の立った数日前に、ゲーミング監察協調局は9月にゲーミング粗収益が前年比で90.0%減となったことを明かしており、8月12日から珠海市民を対象に、そして8月26日からは広東省全域の住民を対象にIVSが再開されたにもかかわらず、7月8月の両月の94.5%減という結果からはわずかな改善に留まっていた。
Inside Asian Gamingが以前伝えた通り、アナリストたちは10月にはGGRの減少率がおよそ70%になると予想しており、訪問客数が今月半ばから有意義な回復を見せ始めることを期待している。