8月、マカオのゲーミング粗収益(GGR)が13億3,000万パタカ(約177億円)へと前年比で94.5%減少し、7月に報告されていたGGRとほぼ同じ結果となった。
ゲーミング監察協調局が公表した今回の数字によって、GGRが90%を大きく超えて減少したのはこれで5カ月連続となった。7月は94.5%減の13億4,000万パタカだった。
マカオおよび広東省両政府は最近、8月12日から珠海市民を対象にそして広東省全域については8月26日から個人訪問スキーム(IVS)を復活させることで対応してきており、広東省全体のビザ申請の第一弾が今日(9月1日)から承認される予定。
IVSは2019年に中国本土からマカオを訪れた2,790万人のうちの46.8%を占めていた。
2020年1月から8月の8カ月間、マカオのGGRは前年比81.6%減の363億9,000万パタカ(約4,834億円)に落ち込んだ。2019年同期間は1,982億2,000万パタカ(約2.6兆円)だった。