世界的なテック系大手のAppleが、シンガポールのマリーナベイ・サンズ(MBS)に初となる水上店舗をオープンす計画を明かした。
月曜の発表によると、シンガポールで3店目となるアップルストア『Apple Marina Bay Sands』が「近日中に」、以前ナイトクラブのAvalonがあった場所に建てられた巨大水上ドーム内でオープンする。
Appleとしては世界で512店舗目となるが、球状のデザインはこれが初。
Appleによると、「『Apple Marina Bay Sands』は、それまでのあらゆるアップルストアのデザインからの劇的な脱却。歩道橋と水中通路がパビリオンと岸、そしてザ・ショップス アット マリーナベイ・サンズとを結んでいる。この構造の形状が、完全に新しい店舗レイアウトであることを告げている」
今回のApple最新ストアのオープンは、2017年シンガポール初の『Apple Orchard Road』、そして2019年チャンギ空港での『Apple Jewel Changi Airport』のオープンに続くものとなる。
また、マリーナベイ・サンズが新型コロナによる10週間の休業後6月半ばにテナントとして入居する小売店の再開を開始したのはたった2カ月前のことだ。
しかしながら、世界で9番目に大きな企業でさえも、現在も続く新型コロナウイルスの感染拡大から逃れることができず、AppleはMBSの店舗でもシンガポールの他のアップルストアで見られるのと同じ措置が取られることを明かしている。
同社は「Appleは、オープンの日の安全が確実に守られるよう入店する人の数を制限する」と述べた。