パチンコ店を運営するオークラホールディングスが業績予想を下方修正し、新型コロナウイルスの影響によって2020年5月31日までの11カ月間の税引き前利益が83%減少となることを予想していると明かした。
報告書の中でオークラは、この減少は「主に日本での新型コロナウイルス感染症の流行によって2020年4月と5月に複数回、グループの17のパチンコ店全店を一時休業した結果、売上が減少したことに起因する」と述べた。
同社は当初、安倍首相が4月7日火曜に緊急事態宣言を発令した後も、17店全店の営業継続を予定していると通知していた。その後、東京と神奈川の店舗の営業を停止し、兵庫と福岡の店舗では時短営業を、そして4月中旬になって17店全店の営業を停止した。
火曜、オークラは「今後認められる減損損失の程度に影響を与える可能性のある当グループの2020年6月の財務結果と営業成績によって、2020年6月期の財務業績はさらに悪化する可能性があり、取締役会は、当グループの2020年度の全体の業績が2019年6月期と比べて大幅に低下すると予想している。当社はまだ減損損失額をまだ評価している段階だ」と付け加えた。
オークラは、2019年6月期年度、18年度からは15.4%増となる税引き前利益、9億8,900万円を計上したおりだった。