マカオのコンセッション保有者、ソシエダーデ・デ・ジョゴス・デ. ・マカオ(SJM)が、地元にある6つのコミュニティ支援団体を通じて、最も困窮する家庭に「愛心生活包(生活応援袋)」3,000個を送ったことを同社が水曜発表した。総額は150万パタカ(約1,953万円)相当。
同社は、この袋はマカオの支援を必要とする家庭3,000軒に提供され、独居および脆弱高齢者、片親家庭、慢性疾患や障害を持つ人などが対象となると述べた。各袋には、米、麺、オートミール、缶詰、トイレットペーパー、マスク、手指消毒剤そしてその他生活必需品が入っている。
全ての商品が地元の中小企業ベンダーから購入され、それら袋は袋詰めを手伝うSJMの従業員によって用意された。
SJMのボランティアはまた、高齢者やその他助けが必要な人の自宅に配達も行う予定をしている。今回の活動に協力した6団体は、マカオ労働組合連盟(Macao Federation of Trade Unions)、マカオ自治会総連(General Union of Neighbourhood Associations of Macau)、マカオ女性総連(he Women’s General Association of Macau)、カリタス・マカオ(Caritas Macau)、マカオ・スペシャル・オリンピックス(Macau Special. Olympics)そしてマカオ聴覚障碍者協会(Macau Association of the Hearing Impaired)。
SJMのデイジー・ホー会長は、「SJMは、新型コロナウィルスに対してマカオコミュニティと結束して立ち向かっており、マカオで支援を必要とする家庭に愛と思いやりを届けると同時に、地元中小企業へのサポートを示すことができて嬉しく思う。
我々は、地域パートナーたちの誠意ある支援、そして当社従業員の積極的な参加に心から感謝している。 愛でもって結束すれば、中央政府は新型ウィルス流行との戦いに勝利し、マカオ特別行政区政府はこの困難を乗り越えられるよう我々を導いてくれると確信している」と述べた。