サイパンプロジェクトディレクター
インペリアル・パシフィック・インターナショナル
パワースコア: 611
昨年の順位: 41
評価理由
• 元ヘンシェングループのジャンケット幹部から、アメリカ自治領サイパンでのカジノを独占する「先導者」へと変身
• ビーチフロントのカジノホテルの完成に向け、2021年2月の期限をさらに延長させた
全てに失敗したら、母親に尋ねると良い。インペリアル・パシフィック・インターナショナルの大株主で会長の崔麗杰(Cui Li Jie)氏は、IPI サイパンプロジェクトのディレクターである息子のジー・シャオポー氏が運営するビーチフロントのホテル企画の資金として、この香港上場企業の株10%を中国の投資会社に売却したと伝えられている。
IPIはまた、329室のプロジェクトに向けて、日本企業から5億米ドル(約541億円)の融資を受けたことを発表した。返済期限を2018年8月から2021年2月に変更した後、2022年8月へのさらなる延長を求めている。IPIによると、すでに8億2,800万米ドルの費用がかかったホテルは、最も近い主要市場から飛行機で5時間も離れた位置にあり、北太平洋マリアナ諸島アメリカ自治領本島の人口55,000人のサイパンにおけるマルチリゾート複合施設を含む、71億米ドルの投資計画の第1段階である。
同社のニュースリリースによると、地方政府の代表者とIPIのサイパンCEOであるマーク・ブラウン氏によるサイパンに関する4月15日のプレゼンテーションは、「300人の投資銀行家と上級投資家」を引き付け、「海の奇跡」を生み出した。
一方、インペリアル・パシフィックのカジノのゲーミング粗収益は、主にVIPロ ールが920億香港ドル(約1兆2,703億円)減少したことで、今年上半期に94%減の5億900万香港ドルとなり、IPIは19億香港ドルを損失した。未回収売掛金は、92億香港ドルである。インペリアル・パシフィックはまた、建設労働者の怪我、金銭的開示、性差別に関する法廷闘争にも巻き込まれている。