MGS サミットには、アジアのゲーミング業界で最も重要な人物らを呼び込み、彼らの洞察を紹介するという、長年の伝統がある。今年も同様の伝統に、期待しよう。
当時はマカオ ゲーミングショーとして知られていたMGS エンターテイメントショーが2013年に始まって以来、協賛のMGS サミットは地元のゲ ーミング業界に対する重要な情報プラットフォ ームとしての評判を確立し、マカオとアジアの著名人や優秀な人材を集め、業界の重要な問題を分析してきた。
近年では、DICJディレクターのパウロ・マーティンズ・チャン氏、MGMチャイナの共同議長兼執行役員パンシー・ホー氏、サンズ・チャイナの執行役員兼社長ウィルフレッド・ウォン氏らが登場した。またMGS サミットは、サンシティグループのアルヴィン・チャウ氏、タク・チュンのレヴォ・チャン氏、Meg-Starグループのトーマス・パン氏、デヴィッド・グループのウィーナ・サエ・キー氏らマカオ最大のジャンケットの会長らを引き付ける独自性を備えている。
2020年に日本で最初の統合型リゾートが3カ所選択されることを受け、今年は政府関係者を含む国内で急成長中のIR業界のリーダーらが、話し手を務める予定だ。
「今年も彼らを招き、日本のIRが引き続き世界的に主な焦点になると考えられるいま、IR開発拠点の潜在的な『ホットスポット』に関し、意見を共有していく」と、MGSの主催者であるマカオゲーミング機器製造業者協会会長のジェイ・チュン氏は言う。
同氏はまた、「独自の資源の優位性を最大化する方法や、グレーターベイエリア(GBA)および『ベルトアンドロード』開発に参加する方法」についてのトピックにも焦点を当てると言及した。
現在、グレーターベイエリアは、2019年11月12日(火)のMGS サミット1日目の午前中に、複数の専門家集団が主に議論することになっており、日本では午後に続く予定である。
翌日のトピックには、マカオ経済の多様化、電子ゲーミング機の将来の方向性、業界の革新、eスポーツが含まれる。
eスポーツについての議論は、MGSとシナ ゲームズ チャンネルが共催するグローバル・デジタル・エンターテイメント・サミット2日目の最も重要な内容であり、これは3日間全体にわたってMGS サミットと同時に実行されるよう予定されている。
グローバル・デジタル・エンターテイメント・サミットは、「ゲーミング業界とeスポーツ業界の両方に向け、専門的かつ権威のあるコミュニケーションプラットフォームを構築することを目指している」と、チュン氏は述べている。