エイマックス・インターナショナル・ホールディングスの株主が、木曜に行われた臨時株主総会で社名の変更を含む2つの主要な事業戦略へのゴーサインを出した。
昨夜の発表の中で、エイマックスは、社名を「センチュリー・エンターテインメント・インターナショナル・ホールディングス・リミテッド」に、中国語名は「世紀娛樂國際控股有限公司」に変更することを正式に明かした。株主は99.9991%という圧倒的多数が賛成票を投じた。
同社にとってこの1年は厳しい年だった。3.53億香港ドル(約48億円)以上の価値に相当する閉鎖したマカオのカジノ、ギリシャ神話の24.8%の株式の除却処理を余儀なくされ、カジノの元管理会社から財務記録を手に入れるために行なってきた3年間にわたる無益な消耗戦を終わらせた。最近の報告書の中で、エイマックスは社名の変更は「会社の企業イメージと個性を一新させ、より適切にグループのビジョンを示すことになる」と述べた。
株主は、同社のモバイルゲームアプリ事業をカンボジアのカジノ事業者、ギャラクシー・ワールドに3,000万香港ドルで売却することも承認した。
キャッシュフローを増加させる狙いのこの動きによって、エイマックスは、レジャー、エンターテイメント、教育・地域、スポーツそしてアドベンチャーの分野をカバーする同社のアプリと30のオフラインモバイルゲームアプリのソースコードを売却する。
これにより同社は既存のゲーミング事業とITソリューション事業の拡大に集中できるようにもなる。
エイマックスは現在、カンボジアのポイペトにあるカジノで13台のVIPバカラテーブルを運営し、シアヌークビルの新カジノ計画に開業前サービスを提供している。またバヌアツでインタラクティブゲーミングライセンスを保有している。