活気に満ちあふれていた。大阪IRへの気運が高まる中、第2回「万博・成長型IR・夢洲まちづくりシンポジウム」が7日、大阪市北区の大阪大学中之島センターで500人を集めて盛大に開催された。
主催したのは産学公からなる「夢洲新産業創造研究会」で今年の2月に続いて2回目。関西経済同友会、大阪商工会議所などが後援し、関西を中心とした企業が複数協賛した。
まずは大阪国際会議場の福島伸一代表取締役社長が「IR誘致は最終ステージに差し掛かっている。世界に類のない成長型IRになることは間違いないだろうし、大阪IRと万博が大阪を元気にしてくれる」と力強くあいさつ。続いて工業デザイナーで大阪メトログループ最高デザイン責任者の奥山清行氏が「これからの50年をデザインする」をテーマに特別講演し、斬新なアイデアを披露した。
その後は「夢洲新産業創造研究会」の各担当者がプレゼンを行うと、野田義和・東大阪市長、友田幸一・関西医科大学学長も登壇する豪華版。それぞれが夢洲への街づくりに期待感を示した。
もっとも、ハイライトはここから。大阪IRへの参入を表明している事業者3社のうちの2社がそれぞれの方針、戦略をPRし、出席者も熱心に聞き入った。
年明けから終始一貫して「大阪ファースト」を掲げている米大手MGMリゾーツ・インターナショナルは今年5月にグランフロント大阪で開催したIR展など、これまで大阪やラスベガスで取り組んで
一方、ギャラクシー・エンターテインメント・グループ日本法人の岡部智総支配人もジュニアサッカー大会の開催や東洋大とのメンタ

また、モナコのモンテカルロで150年の歴史を持つリゾート企業と提携していることに触れ「ヨーロッパのフレーバーを大阪に届けたい」と話した。講演後には注目度の高さを表すかのようにNHK、ABCなどテレビ局の取材を受けた。
大阪IRを巡っては当初、7事業者が参入の意向を示していたが、
大阪府市は年内にも正式な事業提案の受け付けを始め、来春に事業