アジアのゲーミング投資会社、エイマックス・インターナショナル・ホールディングス(奧瑪仕國際控股有限公司)は、同社の事業関心の進化をより反映させるために社名の変更を計画している。
月曜の発表の中でエイマックスは、社名をセンチュリー・エンターテインメント・インターナショナル・ホールディングス(世紀娛樂國際控股有限公司)へと改称するために、株主からの承認を求めると述べ、「取締役会は、提案中の英語および中国語の社名が、会社の企業イメージと個性を一新させ、より適切にグループのビジョンを示すと考えている」と述べた。
3.53億香港ドル(約48億円)以上の価値に相当する閉鎖したマカオのカジノ、ギリシャ神話の24.8%の株式を2月に除却処理し、カジノの元管理会社から財務記録を手に入れるために行なってきた3年間にわたる無益な消耗戦を終わらせたことで、エイマックスは新たなスタートを切ろうとしているように思われる。
ギリシャ神話が2015年後半に閉鎖して以来、エイマックスはゲーミングの事業関心を海外へと拡大させ、バヌアツではオンラインゲーミング事業を、カンボジアではポイペトにあるカジノで13台のVIPバカラテーブルを運営し、シアヌークビルでは新カジノ計画のための開業前準備サービスを提供するなどしている。同社はまた、ブロックチェーン技術会社にも投資を行うなど、ブロックチェーンと暗号通貨への投資と開発の機会を探っている。