アジアのゲーミングおよび観光投資家であるサンシティーグループの上場企業は、新しいリゾートホテルを開発するために、沖縄の小区画の土地におけるの株式の過半数を購入した。
サンシティーは金曜日に香港証券取引所に提出した際、MSRDコーポレーション社の51%の株式を958万8000米ドル(約10億1,835万円)で購入することに合意したことを明らかにした。なお、対象企業の現在の主要資産は、畑、農地、公道で構成される108,799平方メートルの敷地である。
観光関連のビジネス利益を拡大し、多様化するための進行中の取り組みの一環として、サンシティーは沖縄の法務局に、プールを備えた40戸のヴィラと100室以上のホテルをその土地に建設することを申請予定であると述べた。
開発にはゲーミングは含まれないものの、同社は「(i)日本への中国人訪問者の継続的な増加と(ii)下地島空港への直行便の新規運航により、この買収が観光関連ビジネスをさらに拡大させ、中国から東アジア地域までの地理的位置に関して、その焦点を多様化する良い機会になると考える」と述べた。
サンシティーは、沖縄への訪問客が2014年の約1340万人から2018年の3120万人に増加し、中国からの訪問客が2018年の総訪問客の約26.9%を占める18.4%の年平均成長率を示したと指摘した。
「沖縄は、日本で最も訪問された都道府県のトップ10にランクされている」と同社は述べた。
総額958万8000米ドルの買収は、サンシティーグループが和歌山の統合型リゾート開発のコンセプトを発表したわずか数日後に行われる。
同社はまた、33%の株式を保有しているベトナムの統合型リゾート、ホイアナの第1期の開始が、これまでは2019年第4四半期に予定されていたところ、2020年前半までに延期されたことを先週明らかにした。