フィリピンの統合型リゾート事業者のタイガーリゾートレジャーアンドエンターテインメントインク(TRLEI)が、2月のオカダ・マニラのゲーミング粗収益(GGR)が23.8億比ペソ(約50億円)となり、前年同月比で73%の増加となったことを報告した。
この結果には、147.2%増の9億6,900万比ペソ(約20億4000万円)となったVIP収益、64.9%増の6億9,900万比ペソとなったマステーブルゲーム、そして27.2%増の7億1,000万比ペソのゲーミングマシン収益が含まれている。その他の収益は1億6,600万比ペソに達し、オカダ・マニラの施設全体での収益は前年同月比70.7%増となる25.4億比ペソを記録した。
調整後のセグメントEBITDAは2018年2月の1億8,150万比ペソの損失に対して3億6,120万比ペソとなった。
しかしながらGGRが過去最高の38.4億比ペソを記録した2019年1月と比較すると、結果として大幅な減少となっている。
TRLEIは「2月が1月よりも3日短いことに加えて、2019年1月よりもゲーミング粗収益が減少したことは主に旧正月が原因となっており、特にVIPのテーブルゲームに直接的影響を与えた。しかしこれは想定内であり、VIPローリングチップボリューム、マステーブル・ドロップ(掛け金総額)、そしてゲーミングマシンの掛け金は2月後半には回復している」と述べた。