Inside Asian Gaming は、日本語によるゲーミング業界関連の2つの新メディアと、ホテル及びレストラン産業向けの業界誌で日本をリードする、オータパブリケイシ ョンズとの提携契約を携えての日本進出を発表できることを大変うれしく思う。
日本の統合型リゾート産業の実現がかつてないほどに近づきつつある中で、この刺激的なアジアの新しいゲーミング市場に対し、 Inside Asian Gamingは1月のIAG Japanの創刊という形でその決意を表明した。 IAG Japanは、IAGが以前から発行する印刷版月刊誌の日本語と英語によるバイリンガルバージョンで、急増する日本の購読者に向けて毎月、デジタル版で配信される。特に、日本のゲーミング業界の中でますます高まる開発の動向を取り上げており、その中には特集や考察そして業界の主要人物へのインタビュー記事などが含まれる。
Inside Asian Gamingはまた、アジアのゲーミング業界をリードするメールマガジン「IAGブレックファースト・ブリーフィング」の日本語バージョン「IAG日報」の配信も開始し、月~金曜日(祝日を含む)の日本時間正午に日本の読者へと届けられる。
2019年のIAG JapanとIAG日報の立ち上げに際して、Inside Asian Gamingは日本に拠点を置く日本語を母国語とするジャーナリストと、質の高い日本の翻訳家チームを雇い入れ、日本での存在感と情報を大幅に拡大させている。
だが、それにとどまらず、IAGの日本への決意はこれよりもはるかに大きな広がりを見せている。12月、IAGはホテル及び外食産業向け業界誌の最大手出版元であり東京銀座に本社を構える、株式会社オータパブリケイションズとの合意契約書(MOU)と提携契約に署名した。この契約により2社は日本のIR産業を網羅するメディア開発で協力することになる。
オータパブリケイションズは、日本のホテルとレストラン業界で高い評価を得ている業界誌、HOTERES(週刊ホテルレストラン)の出版元。
約5カ月に上る協議の後に結ばれたこの契約により、コンテンツや記事スペースの交換、情報やビジネス人脈の共有、広域的な事業協力そして事業費最小化など多岐にわたる協力関係を築き上げる事になる。
この契約はまた、将来的にさらに親密な協力関係を結ぶ可能性も見据えている。
オータパブリケイションズの太田進社長は、「何年にもわたってゲーミング業界のトップを走るIAGと提携できることを大変うれしく思います。IAGのノウハウと、オータパブリケイションズが持つホテル業界での50年以上の経験を組み合わせることで、日本の統合型リゾートに関わる全ての人にとって有益な情報を提供できることを楽しみにしています」と語った。
2025年頃に最初のIRの扉が開かれれば、世界でトップの統合型リゾート(IR)の1つになる可能性が高い日本への進出を、今回IAGは実現させた。それは現地での開発をカバーするだけでなく、IRがもたらす多くの機会に関して日本のビジネスコミュニティに情報を伝えるという役割を果たす素晴らしい機会でもある。
この先、非常に刺激的な未来が待ち構えていると確信している。