MGMリゾーツは、ラスベガス・サンズ(LVS)がその焦点を大阪から東京や横浜に移すという衝撃的な発表をしたことを受けて、大阪での統合型リゾート開発への決意を再び明言した。
声明はLVSのニュースが報じられてから数時間以内に発表され、その中でMGMのジム・ムーレン会長兼CEOはこのように述べた。「MGMは今でも日本の大阪での統合型リゾート開発を目指すことに深くコミットしている。当社は『大阪ファースト』を掲げており、その計画は変わっていない。 我々が大阪に提供しようとしているものは、MGMにしか届けられないものであり、常に自分たちの立ち位置に自信を持っている。
世界レベルのエンターテインメント、刺激的な文化イベント、会議の専門知識と一流レストランおよび小売の経験を提供する。これは国内外両方に広くアピールできるだろう。 当社には複数地域での大規模統合型リゾート開発と運営に関する幅広い経験がある。
MGMリゾーツは、全ての利害関係者に魅力的なリターンを届けながら、地域にとって重要な経済活動を生み出し、雇用の機会を増加させる本当の意味でのユニークな場所を開発するつもりだ。
我々はまた、大阪で強固な地盤を持ち、高い評価を受けるオリックスとのパートナーシップによってこの事業を共同で推進できることを大変うれしく思う。 協力して『事業コンセプト募集』への回答の作成に取り組んでおり、この手続きでの次の手順を楽しみにしている」
メルコリゾーツも最近、サッカー・J1の横浜F・マリノスとパートナー契約を締結したことで、自社のIRの方向性を示唆しており、MGMの大阪での最大のライバル2社が今や東を目指していることを示している。
今週、横浜市の林文子市長が3つのIRの1つを誘致することへの正式な意思発表を行う予定であることが明かされていた。