米IR最大手ラスベガス・サンズはきょう8月16日から3日間、大阪・舞洲の「ソニックパーク」で開催される「Summer Sonic 2019」にメインスポンサーとして協賛すると発表した。
サマーソニックは都市型のロックフェスで今年、記念の20周年となるビッグイベント。レッド・ホット・チリ・ペッパーズをはじめ、オーストラリア・メルボルンを拠点に活動するタッシュ・スルタナやナオト・インティライミ、木村カエラなど30組以上の豪華アーティストが登場する。
ラスベガス・サンズにとって、このような大がかりなイベントに協賛するのは初めてのこと。舞洲は大阪IR候補地の夢洲とも近く、入札へ向け、地域社会と若者を味方につけ、PRする狙いがある。
「音楽はサンズが統合型リゾートで提供している代表的なエンターテインメントのひとつです」とグローバル開発担当マネージング・ディレクターのジョージ・タナシェヴィッチ氏。「音楽とエンターテインメントを活用し、観光客と地域住民の両方にとって魅力あるイベントを大阪で計画していくにあたって、このサマーソニックは理想的なフェスティバルだと考えています」と意気込んでいる。
一方、8月24日から2日間、大阪・泉南タルイサザンビーチで開催される「大阪泉州夏祭り」には今年から日本MGMが協賛に加わっており、大阪を巡ってのアピール合戦は激しさを増している。