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2020年アジアゲーミングパワー50:世界の頂点

アンドリュー・W・スコット 文責 アンドリュー・W・スコット
2020年 11月 25 水曜日 15:35
2020年アジアゲーミングパワー50:世界の頂点
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文責 アンドリュー・W・スコット アジアンゲーミングパワー50 選考委員会会長

Inside Asian Gamingがアジアンゲーミングパワー50を初めて発表してから12年が経った。そしてその後の道のりというのは大変素晴らしいものであった。

2008年に始まったこのイベントは、我々の業界を動かす人物を楽しくかつ画期的な方法で確認するもので、関係者全てが心待ちにする年に一度の大イベントへと進化してきた。アジアンゲーミングパワー50をまとめる作業は、興味深く、学ぶことの多い、しかし骨の折れる疲れる作業でもあり、かつ「正しく行う」ためには大きな責任が伴う。

2020年は我々が言うところの「ビッグ50」の13回目の選定となり、始まった頃を振り返って、当時からどれだけ大きく変化したか、または変化していないかを考えることは楽しいものだ。2008 アジアンゲーミングパワー50にランクインした人物の中で、2020年になってもなおランクインしているのは13人しかいないと聞くと驚くかもしれない。しかし、当初の上位10名のうちの5名が現在もランクインし続けている。

日本、ベトナム、カンボジアそしてその他アジア諸国での新たなフロンティアの台頭など、アジアのゲーミング業界が現在も拡大を続けていることを考えると、12年後の2032年に誰がランクインしているかを是非見てみたいものだ!

進化

2008年のアジアンゲーミングパワー50の誕生はこの地域のランドベースカジノ業界で起こった改革と時を同じくしており、ザ ベネチアン マカオが2007年にその扉を開いてから12カ月後のことだった。

それ以来、たった6.7㎢しかない小さな土地が、地球上で最も豊かな場所、世界クラスの統合型リゾート、シティー オブ ドリームス、ギャラクシー・マカオ、MGMコタイ、サンズコタイセントラル、スタジオシティ、ウィン・パレスそしてザ・パリジャン・マカオのホームとなった。

この大きな成功を収めたアジア統合型リゾートモデルは、その後この地域に瞬く間に広がっていった。近年では、フィリピンがアジア

で最も急速に成長する市場となっており、同国にある4つのIR、ソレアリゾート&カジノ、オカダ・マニラ、シティー オブ ドリームス マニラそしてリゾートワールド・マニラの全てが上昇気流に乗っている。

シンガポールでは、リゾートワールド・セントーサとマリーナベイ・サンズが今や世界的に有名なランドマークとなった。パラダイス シティと済州神話ワールドは韓国に統合型リゾートのコンセプトを持ち込み、さらに2つの施設が今後数年間で仁川にオープンする予定だ。その間、ベトナムではサンシティのホイアナ開発が今年、ソフトオ ープンし、ナガコープは需要に追いつくためにさらにいっそうの拡張を視野に入れており、今なお世界の羨望の的であり続けている。

フィリピンは近年、世界で最も急成長する市場の1つになっている。

そのような目覚ましい発展にも関わらず、過去12年間アジアンゲ ーミングパワー50のトップの座はたった4人の人物によって占められていた。その4人が

  • 2008年:スタンレー・ホー博士
  • 2009年:タン・スリ・リム・コック・タイ氏
  • 2010年:シェルドン・アデルソン氏
  • 2011年、2012年:フランシス・ルイ氏
  • 2013年から2018年:シェルドン・アデルソン氏
  • 2019年:フランシス・ルイ氏
  • 2020年:答えは記事の後半で!

2020年は施設閉鎖や旅行および観光の大幅減少で、新型コロナが作り出した危機に支配された年であり、業界にとってまたイベントの多い年であったことで、ランキングも再び大きく変動している。この年最大のストーリーの中には、業界の伝説の人物であるスタンレー・ホー博士の逝去、メルコリゾーツが短期間のみの所有で元マカオパートナーの豪クラウン・リゾーツの株式9.99%を売却したこと、サンシティグループがロシアのIR事業者サミット・アセント・ホ ールディングスの過半数株主になったこと、そして長きにわたってMGMのCEOを務めたグラント・ボウイ氏の辞任およびパンジー・ホ ー氏がより積極的な役割を担うなど同社上層部で結果起こった変化などがあった。

ダイナミック

パワー50ランキングは成功に甘んじるための場所ではない。会社の永続年数や幹部としての任期に与えられるポイントは一部あるものの、大部分が過去12カ月間の活動に焦点を当てて決定されたある時点でランキングとなる「。過去15年間に何をしてきたか?」ではなく、「今何をしているのか?」、「最近何をしたか?」が重視される。 そのように、パワー50は非常にダイナミックであり、様々な理由でランキングが上下する。

毎年リストの作成中に繰り返し起こる現象が、「自社の事業が拡大したので、ランキングがアップするはずだ」という誤った推論だ。実際のところは、上げ潮では全員が上がるということだ。原則として、ランクインしている人の大半が毎年成長するビジネスを運営しており、リスト内でのランキングを維持するだけでも年間での成長が求められる。毎年毎年同じことをして、同様の結果を達成している人は、年を経るごとにゆっくりとランクダウンしていき、より動きの多いプレイヤーたちに追い越されていく。

徴的なマリーナベイ・サンズを持つラスベガス・サンズなどのシンガポールのIR事業者は、数十億ドル規模の拡張に乗り出している。

ジレンマ

このリストをまとめることにはかなり慣れてきているものの、アジアのゲーミング業界が成熟し、差異がさらに微妙になるにつれて、毎年作業の複雑さは増しているようだ。一体どうすればより小規模な施設の単独オーナーと、はるかに大きな施設の新しい「雇われ」 COOを比較できるだろうか?まだ開業前の大規模施設と、何年も営業を続けている小規模施設の比較はどうか?マカオのジャンケット事業者対香港ジョッキークラブのCEOでは?または間もなく上場するこじんまりとしたカジノ企業のトップと、国民のゲーミングが許可されていない韓国のカジノチェーンの社長では?これらは、アジアンゲーミングパワー50の選定委員会が格闘する種類の難しい問題だ。

このような類のランキングには常に批判や反対意見が付きまとうもので、よくあるのは軽視されたと感じる人々からの批判だ。よくランキングなんて見ていない、または気にしていないというような声を耳にするが、直接、または代理人を通じて、評価が低いことに対する苦情を頻繁に受け取ったり、または翌年へのロビー活動のための連絡を受けたりもする。またある場合にはランク入りすることが誰かの怒りを買うことになることを恐れてパワー50ランキングに名前を載せないよう働き掛けてくるようなケースもある。不思議なことに、これまで順位が高すぎると言って苦情の連絡をしてきた人は誰もいない!

決定

今年アジアンゲーミングパワー50の選定委員会に尊敬すべきメンバーを再度迎え入れることができたことを大変うれしく思っており、リストの最終仕上げでの長いプロセスを通じて貴重な意見やインサイトを共有していただけたことに感謝を伝えたい。9名全ての審査員は後の頁で紹介する。

2020年、ゲーミング業界は偉大な人物であるスタンレー・ホー博士を失った

過去10年間で、アジアンゲーミングパワー50は業界で最も重要な人物の決定版リストとなり、そうして我々は業界で重要な役割を担い、ただただ正しく行うという責任を負っている。ランキングの熱心なフォロワーの皆さまは、2016年に我々がパワー50ランキングの方法論を徹底的に見直し、ランキングにおいてより科学的かつ客観的になる努力をする中で、リスト上の各人物を数字で表す「パワースコア」を導入したことはご存じだろう。これが好評であったために、それ以降もこの方法を継続した。

パワースコアポイントは様々な因子から生じ、その中にはその人物の組織のGGR(または必要であれば代わりの比較測定)、その組織の重要方針に影響力を持つトップ上級幹部の間でそれらポイントを加重「分割」したもの、 その人物が雇用されているのかまたは大きな株式割合を保有しているのかによる調整、在職期間、過去12カ月間事業取り組みの中でどれくらい積極的に動いていたか、その人物の長年のゲーミング業界での経歴、その人物がどの法域で事業を運営しているのか、その他様々な要素が含まれる。一部の因子は必然的に主観的になるが、常に客観的であろうと努力する中でその因子にポイントバリューを割り当ててきた。我々はこれを誰がどこにランクインすべきか、またはすべきでないかというあらかじめ決ま った考えを持つことなく行なってきた。

結局のところ、この業界では「パワー」というコンセプトは一般的にお金の直接的または間接的な支配に落ち着く。支配するゲーミン

グ粗収益(GGR)が大きければ、パワーも大きくなる。しかし、具体的に「支配」とは何なのか?それは影響力だ。誰が最終的なデシジョンメーカーなのか、そして時にそれは単純にその部屋にいる全員が答えを待って見つめる人物は誰なのかということを意味する。他の国がそれは国だというから、それは国であるというのと同じように、単に他人が彼らは力を持っているというからその人たちは力を持っているということだ。

選定プロセス中に生じた他の質問は以下の通り。

カンボジアのナガワールドは、ナガ3の開発を始める中、新型コロナによる短期的な強制休業から急回復している

「アジアとしてカウントされる国はどこか?」

西はインドから、南はニュージーランド、東はサイパンから北はモンゴルまで。

「業界に強い影響力を持つ非事業者、例えば規制機関、メディアコメンテーター、アナリスト、学識者、サプライヤー、コンサルタント、ゲーミング専門の法律家などはどうか?」

そのような人たちが持つパワーを考察してきたが、慎重に検討した結果、規制当局を含めることは不可能であるという結論に達し(PAGCORのアンドレア・ドミンゴ氏は規制機関としてではなく純粋に事業者としてランクインしている)、そしてその他全てのカテゴリ ーに分類される人たちのパワーを検討した結果、トップ50に入ることができたのは直接的な事業者のみだった。

「会社のオーナー/CEOと、COOの間でどのように選ぶのか?」

多くのゲーミング企業にはカリスマ的で起業家精神にあふれたオーナー/創設者/CEOがいる。そしておそらくより経験豊富かつ冷静なゲーミングの専門家が社長やCOOを務めている。前提条件として、オーナーであることは必然的により多くのパワースコアが与えられる。結局のところ、オーナーは常に任命されたCOOをその役職から強制的に追い出すことができる。しかし、オーナーが意思決定の責任の非常に大きな部分を委任している時、雇われCOOは彼らの「ボス」よりも一層強い力を持つことができるケースもある。答えはケース・バイ・ケース。

最後に、この機会を使って、ランキングの作成に根気強く取り組み、素晴らしい考えを共有してくれた仲間である選定委員会のメンバーに御礼を申し上げます。それではこれ以上はとやかく言わずに、13度目となるアジアンゲーミングパワー50を発表いたします。お楽しみください!

Tags: Current issue japan
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アンドリュー・W・スコット

アンドリュー・W・スコット

オーストラリア生まれのアンドリューは、ゲーミング業界の専門家でありメディアパブリッシャー、コメンテーターそしてジャーナリストという顔を持つ。2005年に香港、その後マカオへと移り住み、O MEDIAというマカオ最大のメディア会社の1つとその親会社であるInside Asian Gamingを立ち上げた。

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