副会長兼業務執行取締役兼CEO
SJMホールディングス
取締役
ソシエダーデ・デ・ジョゴス・デ・マカオ S.Aの取締役
パワースコア: 1,162
昨年の順位: 13
評価理由
• 1976年にスタンレー・ホー氏のゲーミングおよび観光事業に参加
• SJMホールディングスの年次報告書によると「会社の方策の実施および事業の全体的な管理に責任を負っている」
アンブローズ・ソー氏は、マカオのゲーミング業界で今なお働く実務期間の最も長い取締役の1人。同氏はスタンレー・ホー博士と何年も一緒に働き、2009年にホー氏が病に倒れた後に同氏がリーダーの地位を引き継いだのは当然のことだ った。
しかし、最近のSJMは、コタイが将来的にマカオのゲーミング産業の中心地となるであろうと当初認めなかったことを受け、必死に遅れを取り戻そうとしていた。ザ ベネチアン マカオがコタイストリップで営業を開始してから12年経った一方、SJMは待望の390億香港ドル(約5,416億円)のグランド・リスボア・パレスへ顧客をまだ誰も迎え入れられていない。
この施設のオープンはまだ1年先であるが、アナリストは、今年第2四半期のSJMのマカオ市場シェアが前年同期の15.5%から減少の14.1%となったと報告した。また、同期のゲーミング粗収益は前年比で4%減少し、111億1,000万香港ドルとなった。
SJMは利益の分け前を手に入れたければ、利益のあるプレミアムマス分野の専門知識不足を克服しなければならない。一方、パンシー・ホー氏による1月のパワープレイは、株主集団がSJMの親会社であるSTDMの過半数を占めることになり、将来について疑問を呈していると述べている。
アンブローズ・ソー氏氏は長年にわたり実権を握ってきた安定し信頼のできる名目上の長である。グランド・リスボア・パレスの主な建設工事が今年の終わりにようやく完成に至ろうとしている中、彼は前向きな姿勢を見せ続けてきた。