今年この種のイベントの開催が非常に少ない中で、ザ・パリジャン・マカオのパリジャン・ボールルームがそのうちの1つのイベントの会場となった。そのイベントこそが2020年アジアンゲーミングパワー50フォーマルガラディナーだ。
11月6日の金曜日に開催された第13回アジアンゲーミングパワー50フォーマルガラディナーは、会場であるザ・パリジャン・マカオに240人のゲストを迎えた。その中でInside Asian Gamingが2020年にアジアゲーミング業界で最も大きな影響力を持った人物のランキングを順に発表した。
年間カレンダーで最も期待の高いイベントの1つとして、毎年11月の最初の金曜に開催されるイベントという確固たる地位を築いたアジアンゲーミングパワー50フォーマルガラディナーだが、今年は例年とは少し異なり、新型コロナによってこの業界が直面した課題に対して「2020年団結」というテーマを掲げて開催された。
安全なイベントの開催を保証するために、参加者数は通常の300人以上から十分な距離が確保できる人数に削減され、過去14日間にマカオから出ていないことを申告したゲストのみ入場が許可された。通常12席から14席のテーブルも、1テーブル最大8席に制限された。
これらの調整にもかかわらず、ガラディナーは2020年のこの種のものとしては唯一の大規模ソーシャルイベントとして歓迎されただけでなく、今までで最も成功した楽しいパワー50ガラディナーとして称賛を受けた。
また、様々なスポンサーやサポーター企業からの支援も受けた。会場スポンサーにサンズ・チャイナ、ブルームベリー-ソレアレッドカーペットウェルカムカクテルスポンサーにブルームベリー・リゾーツとソレアリゾート&カジノ、プラチナスポンサーにエンゼル・マカオ、アリストクラート、サイエンティフィック・ゲームズおよびサンシティグループ、ゴールドスポンサーにマカオのコンセッション保有者であるギャラクシーエンターテインメントグループ、メルコリゾ ーツ&エンターテインメント、MGMチャイナ、ソシエダーデ・デ・ジョゴス・デ・マカオそしてウィン・マカオを迎えた。
シャンパンスポンサーはモエ ヘネシー ディアジオが、ドリンクスポンサーはマカオビール、その他、テレコムスポンサーをCTM、そして終了時に渡すギフトスポンサーをDFSのT-Galleriaが務めた。また、他に感謝の意を伝えたいのがエンターテイメントスポンサーのCPGコンセプツとゲストアーティストのARICLAN、そしてプロダクシ ョンサポートを提供してくれたライク・エンターテイメント。
今年のアジアンゲーミングパワー50フォーマルガラディナーには、ゲスト、そして残念ながら参加できなかった人達の両方が喜ぶ様々な新しいサービスが用意されていた。その1つが、ブルームベリー-ソレアレッドカーペットウェルカムカクテル中のライブ配信で、視聴者はIAGのFacebookページを通じて、ゲストが到着後、レ ッドカーペットを歩く姿を見ることができた。IAGの現場レポータ ー、ジョアナ・ソアレスが、午後6時半から7時半の間に行われたブルームベリー-ソレアレッドカーペットウェルカムカクテル中の1時間、様々なゲストに独占インタビューを行い、その夜の体験や今年のパワー50への思いなどについて話を聞いた。
また、もう一つ初導入となったのがリアルタイムライブフォトダウンロード機能で、ゲストや視聴者はプロのカメラマンによる写真が撮影されてから数分後にそれらのイベント写真をダウンロードすることができ、リアルタイムでその写真をシェアすることができた。ライブカメラのクルーがリアルタイムで写真を編集し、専用ウェブサイトにアップロード、そしてゲストはイベントの様々な場所に設置されていた以下のQRコードを通じてアクセスすることができた。
大人気のエレクトロ・ファンクバンドで、9人で構成される地元のゲストアーティストARICLANのパフォーマンスによってその夜はエンターテイメントで溢れ、彼らのエネルギーあふれるオリジナル楽曲のラインアップが観客を盛り上げた。
この夜行われた3つの特別演目の仕掛け人はエンターテイメントスポンサーのCPGコンセプツ。クリスチアーヌ・スティナ―が観客を魅了するアクロバットパフォーマンスで会場を沸かせ、トモス・グリフィスはフランク・シナトラがカバーしたことで有名な『That’s Amore』や『I’m Gonna Live Till I Die』などの名曲を歌いあげた。以前はロンドンの『オペラ座の怪人』で主演を務めていたトモスもまた、世界的に有名なテノール歌手ルチアーノ・パヴァロッティの代名詞『誰も寝てはならぬ(Nessun Dorma)』を感動的に歌い上げて観客を盛り上げた。
このイベントはオールマカオのエンターテイメントラインアップと、企画チームからプロダクションサポートクルー、パフォーマー、ブルームベリー-ソレアレッドカーペットウェルカムカクテルライブ配信チーム、モデル、映像・写真カメラマン、現場アシスタント、建設チーム、音響担当、証明担当、接客係、シェフその他150人近いスタ ッフで成り立っていた。彼らの努力が、スタッフ1人につきゲスト1.6人という非常に少ないゲスト数と組み合わさることで、結果極めて質の高いイベントを生み出すこととなった。
IAGはすでに2021年アジアンゲーミングパワー50フォーマルガラディナーを計画しており、日程は2021年11月5日(金)、会場は今後発表予定。
メディア、出版、イベントに関する問い合わせはビクトリア・マン(+853 6395 2307またはvm@asgam.com)まで。
2021年11月5日(金)開催予定の2021アジアンゲーミングパワ ー50ガラディナーのスポンサーシップやチケット販売に関しては、ジェーデ