最高経営責任者
スカイシティー・エンターテインメント・グループ
パワースコア: 714
昨年の順位: 33
評価理由
• 南アフリカ最大手カジノ事業者の元トップ
• ランドベース、オンライン部門両方での会社の拡大を監督
2020年、新型コロナによって壊滅的な打撃を受けた業界において、ニュージーランドのスカイシティー・エンターテインメント・グループが、業界で最も上手くこの危機を乗り切った企業の1社として台頭しているのはもっともだ。
営業する地域で比較的ウイルスの感染者数が少なかったことに助けられて、オ ークランドにあるスカイシティの旗艦施設は3月から5月にかけて7週間、その後8月に短期的に休業したのみで済んでおり、オーストラリアのIR、スカイシティ・アデレードは3カ月を少し超える程の期間休業したのみとなっている。
6月初めまでにスカイシティは、ニュージーランドの施設が、国内市場の強さのおかげで、既に「キャッシュがプラス」になっていると述べていた。
コロナ禍および2019年10月の屋上火災による被害にも関わらず、スカイシテ ィは7億ニュージーランドドルの国際コンベンションセンターと接続するスカイシティ・オークランドのホテル開発、そして3.3億豪ドルをかけたスカイシティ・アデレ ードの再開発で構成される2つの主要な開発計画の完成に近づいている。
また、マルタ拠点、ニュージーランド対象のオンラインカジノ、SkyCityCasino. comの初の1年を通じた営業で、およそ220万ニュージーランドドルの利益を生み出したことも報告しており、この分野は新型コロナ後の世界で急増することが確実視されている。
トップの座について4年目となるグレアム・スティーブンス氏にとって、今後数年間は楽しみなことが多そうである。