Inside Asian Gaming

IAG JAPAN JAN 2022 24 all the excitement. What could possibly go wrong? He looked at me much as an experienced and level-headed grandfather might look upon an exuberant youngster, and sagely said, “I have never been able to successfully do business in Japan or with the Japanese. Usually, whatever deal you are working on falls through, and when it doesn’t, you wish it had. It always starts out looking rosy, but by the time the dust settles, they have ended up with everything and you’re left standing there wondering, ‘what happened?’” How prophetic those words were to be! ABANDON SHIP Fast forward to today. Just about every major IR company in the world has abandoned what used to be called “The Japan Opportunity” and might now be called “The Japan Folly.” The waning interest started when Caesars pulled out of 完了に集中するためという理由で、日 本IRレースから撤退した時だった。その 後、シーザーズが韓国でのIR開発への 投資から手を引いた2021年2月、トム・ リーグCEOは、「そのうち、（カナダのオ ンタリオでのウィンザー運営契約が）当 社の米国以外での事業範囲になるだろ う」と述べ、北アメリカ外のいずれの場 所での営業にも関心がないことを示唆 した。 この発言にもかかわらず、2021年9 月、シーザーズはクレアベスト・ニーム・ ベンチャーズによる和歌山でのIR開発 のカジノ事業者に指名された。しかしな がら、シーザーズは即座にこれには「出 資の約束は伴わない」と指摘した。シー ザーズは単にクレアベストの取り組み を強化するために名義貸しをしただけ のようだ。 その次に撤退したのがラスベガス・ サンズで、2020年5月のことだった。当 時会長兼CEOを務めていたシェルドン・ アデルソン氏はシンプルにこう語った。 「IR開発に関する枠組みによって、 当社の目標達成が不可能になった」 2020年8月、ウィンは横浜オフィスを 閉鎖し、マット・マドックスCEOが「2020 年3月以降、日本での取り組みから手を 引いている」と述べた。 2020年11月、ゲンティン・シンガポー ルは、「条件がグループの投資要件に見 合うなら」、まだ日本に関心があると述 べた。 同社がそのような条件を加える 必要性を感じたのはそれが初めてだっ た。ゲンティン・シンガポールは、2021年 8月に、山中竹春氏が横浜市長選に勝 利したことで、横浜でのIR開発断念を余 儀なくされた。山中新市長は反IR派とし て人気を集めたことから、当選後直ち にIR誘致を撤回した。その後、ゲンティ ンは日本の他の場所でのライセンス獲 得に積極的には取り組まず、昨年12月 に静かに日本にある全ての子会社を解 散した。見たところ、これを最後に日本 から完全撤退したようだ。少なくとも近 い将来においては。 2021年5月、サンシティは和歌山での IRレースから撤退し、その理由に新型コ the Japan IR race in August 2019, ostensibly to focus on completion of its US$18 billion merger with Eldorado Resorts. Later, in February 2021 when Caesars withdrew from its interest in developing a Korean IR, CEO Tom Reeg stated, “You should expect that over time [our Windsor management contract in Ontario, Canada] will be the extent of our non-US business,” signalling a lack of interest in operating anywhere outside North America. COVER STORY