Inside Asian Gaming
2019 年 11月 IAG JAPAN 9 www.asgam.jp 第一線 ベン・ブラシュク 編集長 あなたのフィードバックが必要です。 コメントは bb@asgam.comへ 送ってください。 社説 私 は何年も前、とあるスポーツを扱っているライバル同 士の出版社のうちの片方で働いていた。 オフィスのチームは素晴らしく、自信を持って、そして ややひいき目に見て、私たちの方がより成功している と言えた。あるちょっとしたフラストレーションを除けば...。1年に1度、 ライバル出版社は匿名調査の結果を公表するが、そこでは数百人のプ レーヤーが当のスポーツに影響を与えるさまざまな問題についての本 心を打ち明けていた。これは、数十年にわたって築き上げてきた伝統で ある。 その内容はいつ読んでも素晴らしく、業界全体が待ち望んでいた特 別号を毎年発行することは、古くからのライバルにとって必ずや素晴ら しいことに違いない。 そこから早送りすること10年以上、私はInside Asian Gamingの編 集長となり、初めて参加したアジアンゲーミングパワー50で発言した。 当時の私は完全にわかっていなかったが(2016年後半ぐらいだった はず)、IAGの毎年恒例のアジアンゲーミングパワー50のリストには、業 界が注目を集めているものに取り組むための、私がそれまでずっと切 望した機会が記載されていた。 別の面白い話をここで1つ。アジアンゲーミングパワー50の重要性 は、2016年に初めて「Big 50」特別号に取り組んでいたときでさえ、私 には思い当たらなかった。実際、多くの企業から、論争中の主要幹部が 誰もリストに載ることに特に関心を持っていなかったことを聞き、当時 の私は驚いた。 しかし、そのリストが公開された直後、ほぼすべての企業が私に連 絡し、自分たちのCEOが上位にランクされなかった理由を尋ね、あるい は最新のオーナーの写真を私に送ってくるなどしたため、私はすぐにそ の彼らの振る舞いが本心を伝えていなかったことに気づいた。そう、彼 らは実は気にしていたのだ! それから4年が経ち、アジアンゲーミングパワー50はやはり私の人 生の大部分を占めている。ある号を6カ月前から計画しており、その内 容は毎年最も手のかかるコンテンツでいっぱいである。また、最も洞察 力に富み、驚くほど楽しい内容にもなっている。 その内容を、私たちが編集で楽しんだのと同じくらい楽しんでいた だければ幸いである。
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