オシドリ・インターナショナル・ホールディングス(以下、オシドリ)は、2020年に記録的な利益をあげた後、日本・長崎でのIRライセンス獲得への準備に向け、いわゆる「戦術的および/または戦略的投資」を実行予定であると述べている。
同社の日本法人であるオシドリは火曜日、2020年度の利益が28.2億香港ドル(約400億円)となり「上場以来最高の利益」となったと発表した。
また、戦術的および/または戦略的投資セグメントが、2019年の3億1180万香港ドル(約44.2円)のセグメント損失を逆転させ、利益が32億香港ドル(約454億円)とプラスの結果となったこと全体に関係していることも明らかにした。このセグメントは、香港の証券先物条例に基づいて、タイプ1(証券取引)、タイプ2(先物契約取引)、タイプ4(証券に関するアドバイス)、およびタイプ9(資産管理)のライセンスを保有する専門投資チームを中心に展開しているとし、「回復力があり、健全で、当社の株主にとって価値のある上出来な投資ポートフォリオ」を構築することを目指しているとオシドリは説明している。
同社が米部族カジノ事業者であるモヒガン・ゲーミング&エンターテイメントと提携した日本IRの入札はこのセグメントに分類され、火曜日の発表では長崎でのライセンス獲得に自信を持っていると述べた。
パートナーシップが知られているように、オシドリコンソーシアムは、今月中旬に長崎県より発表のあったRFP(事業者公募)二次審査に進む3者のうちの1者である。
「長崎県は2021年の第3四半期にパートナー選びを予定していると予想され、弊社はこの入札とその後の日本政府でのライセンス獲得について引き続き前向きな見通しを持っている」とオシドリは述べた。
「当社と[モヒガン]は、世界クラスのIR開発で協力するだけでなく、長崎が最高の旅先となり、人気の居住地となるための活発なコミュニティの構築を目指している。加えて、当グループがIR開発によって地域の継続的な繁栄に貢献することが可能となるだろう。我々は、長崎県のIR事業者になるために全力を尽くすつもりである。」